*各班紹介*
〇コアメンバー〇
バリアフリー上映開催のための中心的な存在として、今年も意欲あふれる学生が名乗りを上げ活動しています。
前期のうちから毎週ミーティングを開き、上映作品の選考・決定や広報活動を
したり、各班のスケジュール調整をするなど、上映会全体の進行に携わっています。
より多くの方にご来場いただきお楽しみいただけるよう、日々意見交換しながら活動しています。
○音声ガイド班○
音声ガイドとは、映画の雰囲気を壊さないように、台詞の合間などに、視覚情報を「言葉」に変えてお伝えするナレーションです。視覚しょうがいのある方などが、映画の情景を想像し、作品を楽しむために役立ちます。
また、映画の視覚からの情報を言葉でも補う音声ガイドがあることで、ストーリーがより わかりやすくなるというメリットもあります。
つまり音声ガイドとは、視覚からの情報を音声で補うものです。
現在、音声ガイドの台本作りなどでご協力いただいているバリアフリー
映画鑑賞推進団体「City Lights」さんとともに、立教大学放送研究会に所属する有志メンバーが本番に向けて練習に励んでいます。
上映会では、皆さまもぜひ彼らが読み上げる音声ガイドをぜひご体感ください。
○点字班○
点字班は、招待状やパンフレットの点訳、製本をしています。
点字とは、視覚しょうがい(主に全盲)の方のための文字です。縦3×横2の計6個の凸(とつ)点に
よって文字や数字を表します。また点字には特有の文法があり、仮名しか表わせないために、言葉と言葉の間を区切ってマスあけをする「分かち書き」という書き方をします。通常の書き方をした文章をそのまま点字として打つことはできません。
例えば『お父さんは毎朝、新聞を読むのが習慣だ。』という文章は、点字では『オトーサンワ マイアサ、 シンブンヲ ヨムノガ シューカンダ』と表現されます。
点字班の活動は原稿を、漢字・仮名混じり文から仮名文字に直し、「分かち書き」から始め、その後パソコンに入力し、点字用印刷機で印刷しています。さらに、招待状の表紙は文字が盛り上がり、触れて楽しめるものとなっています。これは盲人用立体コピー機を利用して作りました。 黒字で印刷した文字が、熱を
加えることで盛り上がるのです。
私たち点字班は、点字を自主的に勉強をしながら、製作を進めています。
当日はどなたでもお気軽に、パンフレットをお手に取ってみてください。
○手話班○
手話の魅力は何と言っても、話者の表情により「生の情報」を伝える
ことができることです。
上映会の司会進行部分を、立教大学の手話サークル「Hand Shape(ハンドシェイプ)」の有志メンバーが担当いたします。
また映画上映会当日、受付には手話対応のできるスタッフもおります。
○文字通訳班○
文字通訳とは、聴覚しょうがいの方の
ために、音声を文字情報に変えて伝える
ものです。
文字通訳には、ノートテイク(筆記用具を用いた文字通訳)とパソコンテイク(パソコンを用いた文字通訳)二種類の方法が
あります。
筆記の場合は瞬時に要約しながら書き写すことが求められます。タイピングの場合は2人で連携して入力することで、筆記の場合より多くの字数を打ち込めるため情報量が多くなります。この時2人が息を合わせてリズム良く打ち込んでいくことが大切です。
バリアフリー映画上映会では、司会進行部分でパソコンを用いた文字通訳を
行います。
普段大学の講義でノートテイクやパソコンテイクを行っている学生たちが
中心となり、映画上映会に向けて日々練習しています。
○移動サポート班○
バリアフリー映画上映会当日、「最寄駅と本学までの道のり」、「立教大学新座キャンパス内」の移動のサポートを行います。東武東上線志木駅・JR武蔵野線新座駅・会場にそれぞれスタッフを配置し、視覚しょうがいなどをお持ちの方々を安全に誘導いたします。
スタッフは、バリアフリー映画上映会運営メンバーに加え、立教新座高等学校に通う高校生ボランティアです。全員、安全な誘導の方法を学んでおります。
〇会場設営班(広報班)〇
ご来場のみなさまに上映作品をより一層
楽しんでいただけるよう、その作品にまつわる展示物を作成し、会場ロビーに設置することを目標に活動しています。
今年も、さわって知って楽しめる作品を計画中ですので、是非とも上映開始の前後や旧祈時間にご覧ください。
○広報班○
広報班は、パンフレットやチラシ・ポスターを作成し広報活動を行いました。またTwitterの配信もしております。また、上映開始前に流れる学生実行委員会の紹介ムービーも作成しております。当日は映画本編とともにこちらもお楽しみください。